2012年4月5日木曜日

見えない力〜携帯紛失 中編〜

前のブログに引き続き、携帯電話紛失 中編をお送りします。(前編はこちら

というわけで、再びJR池袋駅の落とし物センターに向かった。もう一度PCを取り出し、JRの駅員さんに線路上に自分のiPhoneが落ちている事を説明して、なんとかしてGPSが指す場所まで探しにいく事が出来ないかと相談してみたところ、池袋駅は埼京線、山手線、東武東上線、西武池袋線が往来しているためにこの場所に行くには、全ての電車を止めてから捜索しなくてはいけないという。そのためには莫大な金額がかかるのだ。さらにGPSが指す場所はいずれの線の管轄でもない土地のために、どこに責任があるかわからないという。

駅員さんと相談し、深夜に全ての終電が終わった後、捜索に行けないかという提案をしたところ、それも勤務外なので難しいという。そこで色々と案を出したところ、次の日の早朝、明るくなった後に橋の上から黙視でiPhoneの場所を確認し、確実にその場所にあると解った場合のみ、電車の合間を見て一緒に携帯電話を取りに行くということで、なんとか合意に至った。半ばiPhoneが戻って来る事をあきらめつつ、次の日の始発の前に橋の上からiPhoneを探しに行かなくてはいけないために、池袋駅から近い鈴ん小屋にお願いして一泊させてもらう事にした。

鈴ん小屋のスタッフにこの経緯を話し、自分のiPhoneがどの場所にあるかを説明するためにもう一度icloudでiPhoneを探す機能を使ってみた。

すると、なんと今度はiPhoneの場所が橋の下から別な場所へと移動していた!!!!

その場所は、淳平くんが前日に車を止めていた鈴ん小屋の近くの駐車場を指していた。そこで、再びその駐車場に向かい何度もゴミ箱をあさり、車の下を覗き、iPhoneを捜索してみたけれど、やっぱりどこにも見当たらない。何度か鈴ん小屋から自分の携帯電話にコールをしてもらったものの着信音もバイブの音すら聴こえない。仕方なくもう一度鈴ん小屋に戻り、icloudを使ったみたら、なんと更にiPhoneの場所が移動していた!

誰かが僕のiPhoneを持って移動している可能性もあると考えたけれど、そんな少しの距離を他人のiPhoneを持って行ったり来たりするわけがない。とにかくそのGPSが指す場所一帯を今度はくまなく捜索したみた。けれどもやはり見つからない。そこで、その区画全体を夜中に一人で探しまわったみた。それでもまったくどこにも見当たらない。半ば諦めかけ、時間も遅かったので鈴ん小屋に戻ろうと思った。

すると、どこからともなくiPhoneの着信音が聴こえてくる。。。!!!

必死で耳をすまして音のする方へ行ってみる。都会の雑音に惑わされながらも、徐々に音が大きくなってくるのがわかる。そして、ようやく音の在りかを突き詰めると、そこは駐車場からすぐ近くのマンションのゴミ置き場だった!そこで、ゴミ置き場の扉を開けて、中を探そうと思ったところ、今度はゴミ置き場の扉に鍵がかかっていて中に入る事ができない!なんとかして中に入ろうといくつかの扉を調べてみたけれど、全ての扉の鍵が閉まっている。。。

というわけで後編につづきます

池田社長

写真は屋久島の森の中に生えていた不思議な木
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